権力の日本人 双調平家物語 I (双調平家物語ノート (1))本無料ダウンロード
権力の日本人 双調平家物語 I (双調平家物語ノート (1))
によって 橋本 治
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内容紹介 橋本節で語る、歴史は現代人だらけ! 『平家物語』の世界は現代的な人ばかり。そして、支配者のあり方、皇位継承、女帝の存在・・・全てが現代につながっていく。詳細な系図と年表付きの歴史随筆。 内容(「BOOK」データベースより) 平家は倒れた。だから悪い?平清盛は悪人?では、どう悪いのだろう。“日本のルーツ”平安時代に生きる人々は、実はあまりにも、「現代人」だった。院政、摂関政治、女帝、国家…知らないことだらけの歴史を見直してみる。「諸行無常」で片づけられない日本の歴史。古代の権力世界の住人達から、新しい歴史の広がりを見る縦横無尽の史論。
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名著としてよく語られる「双調平家物語ノート」その第一巻です。そしてその題は「権力の日本人」という、どうも意味のとれないものです。お恥ずかしいことに、私自身は元の「双調平家物語」は8巻目付近でしょうか、保元の乱のところで中断したままです。どういうわけか、こちらのほうに挑戦と相成りました。本書は全部で2段組みで350ページという中身の濃さです。そして多数の年表と家系図。これらは時代に関してはダブっている部分も多く、どうこの2つの補助線をうまく使いこなしていくかが、案外きもなのかもしれません。年表は本文とダブるので飛ばし読みという感じになってしまった。また、本元(双調平家物語)のスタートが平安からかなり時代をさかのぼった時点に設定されていたのですが、本書もそういう意味ではユニークです。ここでの歴史の叙述は前代をふまえて因果論として前に進むのではなく、逆に清盛から時代をさかのぼっていくという形をとっているのです。とはいえそれはあくまでも各章の順番の立てつけであり、各章自体はやはり時間の経過をなぞらざるを得ないのです。本書第一巻では、清盛から聖武天皇の時代までたどり着きます。著者が日本の歴史から抽出したメッセージは「絶対権力を保持するものはそれを行使せず、絶対権力を補佐する者たちがそれを行使する」というものですが、この諸外国に例を見ない仕組みの原型の出現の経緯が一歩一歩とたどられていきます。そこには著者の多数の仮説が織り込まれているのですが、その仮説の持つ面白さとラジカルを十分に味わうためには、読者もそれなりのものを要求されるようです。年表と系図がすでにインプットされており、そしてそれを越えていこうとする者だけが、この作品を十分に堪能できるのです。そうでない読者は、ついていくのがやっとといったところでしょうか。さてすぐ「ノート2、院政の日本人」に進むかと言われれば、私にはちょっと小休止が必要なようです。
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