教師の学び方本ダウンロードepub
教師の学び方
によって 澤井陽介
教師の学び方本ダウンロードepub - 教師の学び方をお探しですか? この本は著者が書いたものです。 この本には244ページページあります。 教師の学び方は東洋館出版社 (2019/3/16)によって公開されています。 この本は2019/3/16に発行されます。 教師の学び方は簡単な手順でオンラインで読むことができます。 しかし、それをコンピュータに保存したい場合は、今すぐ教師の学び方をダウンロードできます。
内容紹介 『授業の見方』の澤井先生、待望の新刊! 子供の実態から「学ぶ」 授業の本質から「学ぶ」 研究を通して学びを「深める」 「授業で勝負する」ことが私たち教師の矜持。 他者に授業を見せる勇気、周囲からの忌憚のない意見を身の肥やしにできる姿勢が、学び続ける教師としてのあなたの資質を磨く! ----------------------------------------------------------------------- なぜ、いま「教師の学び方」なのか 新しい学習指導要領が告示されて2年経ち、移行措置2年目を迎えるいま、全国の学校で講演していて感じることがあります。それは、授業のいったい「何を」改善すればよいのか(課題)、「どのように」改善すればよいのか(方法)を考えるとき、いま改めて教師としての「学び方」を再考してみる時期にきているのではないか、ということです。 「資質・能力」「カリキュラム・マネジメント」「見方・考え方」など、今回の学習指導要領にはさまざまなエッセンスが散りばめられていますが、それらを結びつけるコアが授業改善です。これは、教師個人が自らの研鑽によって実現する改善にとどまるものではありません。 教室を超え、学年として、学校として、あるいは地域の小・中学校が連携して実現していく、すなわち教師集団がチームとなって「授業観」を形成し、共有し、そこに向かって改善していく営みとしての位置づけをも含みます。この位置づけは、“校内における授業研究をいかに効率よく充実させるか"と背中合わせです。 こうした思いを強くしたのは、次のことがきっかけでした。 一昨年の夏、『授業の見方―主体的・対話的で深い学びの授業改善』を上梓するやいなや、小学校はもとより、中学校の先生方からも数多くの反響がありました。1日限りの講演依頼であったり、指定研究のための講師依頼であったり、依頼内容はさまざまですが、私にとっては驚きを禁じ得ないことでした。 『授業の見方』は、社会科を例にしながらも、どの教科であれ、授業の見方を通して何かしら授業改善のヒントが得られるように努めています。しかし、想定していた読者は、あくまでも小学校の先生方です。まさか中学校の先生方から、それほどの反響があるとは予期せぬことでした。 特に、管理職の先生方が、何とかしたいと思っている。「残念ながら自分たちの力だけではどうにもならないから来てほしい」というオファーが多かったのです。 このように、(小学校や高校と同様に)中学校においても、いままさに授業改善という変化のうねりの渦中にあるように思います。その熱意が、(たとえ時間はかかろうとも)最もよい形で結実してほしい。そんな願いを込めて本書を上梓することとしました。 本書では、特に重視しているキーワードがあります。 それは、「クエスチョン(問い)」と「プロセス(過程)」です。 特にプロセスについては、その重要性を理解してもらうために、何度も形を変えながら、繰り返し章を通じて登場させています。 例示すると、次のとおりです。 ●問題解決のプロセス●本当に子供たちに必要な学習となるのかを決定づける ●思考のプロセス●子供の「反応する力」を鍛える ●見通し―振り返りのプロセス●次の学習に向かおうとする主体性を育む ●対話のプロセス●グループ活動を活性化させる ●つなぎのプロセス●子供同士が小さな結論を積み上げられるようにする ●アンサーへのプロセス●学習のまとめに辿り着く ●研究のプロセス●研究授業にチームで取り組めるようにする いずれも共通することは、「学び」です。「学びが充実する」ということは、「学ぶプロセスが充実する」ということと同義だからです。そして、そうした学びを充実する鍵を握るのが、プロセスの質を向上させる「クエスチョン(問い)」なのです。 このことは、子供の学びだけにとどまるものではありません。教師の学びにとってもまったく同じことが言えるのです。こうした見解から、本書では、「子供の実態」から学べることは何か、「授業の本質」をつかんでどのように改善していけばよいのか、そして学んだことをどのようにして深めていけばよいのかについて考えていきたいと思います。 内容(「BOOK」データベースより) 「授業で勝負する」ことが私たち教師の矜持。他者に授業を見せる勇気、周囲からの忌憚のない意見を身の肥やしにできる姿勢が、学び続ける教師としてのあなたの資質を磨く! 著者について 《経歴》昭和35年・東京生まれ。社会人のスタートは民間企業。その後、昭和59年から東京都で小学校教諭、平成12年から都立多摩教育研究所、八王子市教育委員会で指導主事、町田市教育委員会で統括指導主事、教育政策担当副参事、文部科学省教科調査官、文部科学省視学官を経て、平成30年4月より現職。 《主な編著》単著『授業の見方』東洋館出版社、平成29年7月/『学級経営は「問い」が9割』東洋館出版社、平成28年3月/『澤井陽介の社会科の授業デザイン』東洋館出版社、平成27年3月/編著『子供の思考をアクティブにする社会科の授業展開』東洋館出版社、平成28年3月、ほか多数。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 澤井/陽介 国士舘大学教授/前・文部科学省視学官。昭和35年・東京生まれ。社会人のスタートは民間企業。その後、昭和59年から東京都で小学校教諭、平成12年から都立多摩教育研究所、八王子市教育委員会で指導主事、町田市教育委員会で統括指導主事、教育政策担当副参事、文部科学省教科調査官、文部科学省視学官を経て、平成30年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
以下は、教師の学び方に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
澤井先生の本を買うのは3冊目ですが、どれも新しい気づきがあります。今回学んだのは「問い」に向かう子どもたちの姿勢を、どこまで見ているのかな?ということです。例えば、問いを投げかけたのはいいものの、教師としては狙っている答えを求めてしまう傾向があります。でも、子どもたちは学びの中でそれを形成していくのですから、僕たちはもっと学びのプロセスを見なければなりません。そして、力が入れば入るほど、目的の答えばかりを子どもたちに追及してしまっていると思います。また、良い問いを立てるには、その質を求めるのも当然だが、そうではなくて問いを投げかけたときに、ギャップが生まれるほどの、悩みが生まれるほどの知識、土台が子どもにどれだけあるか、ということを知っておかなければならないということ。澤井先生の教育書は、子どもベースで(当たり前だけど)我々でも納得しながら読める内容で、いつも勉強になります!!と、前までの僕なら言って終わってたが、今回はあと一つ。本全体が、なんだか古いパラダイムだなあと思わずにはいられなかった。まず、45分で進める授業論の中盤が全く見えない。評価のとらえも、僕は新しい学力観で考えれば、パフォーマンス評価に重点を置くべきだと思うし、転換が必要な時期が来ていると思う。本書の内容は99%同意ですが、どうしても納得できないのは、現実と理想のギャップです。現場は、とてつもなく忙しい。だから、もっと効率的にできる方法を提案してもらわないと(まあ、それも僕たちのアレンジング次第ですが!)教師主導で、すごい発問しなくちゃならない感があって「今それ?」って感じで、残念でした。今の現場では、もう少し違うスタイルに変えていく必要があると思うのです。まあ、僕なんて名もなき、下っ端教員が言えることではないんですけど。いろいろ書きましたが、読む価値はある本です。
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