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良いスウェーデン、悪いスウェーデン: ポスト真実の時代における国家ブランド戦争
によって Paul Rapacioli
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内容紹介 スウェーデンでは、イスラム教徒の暴動を恐れてクリスマスのライトアップを禁止した!? スウェーデン最大のショッピングモールが、移民とギャングに占拠されて「立入禁止区域」になった!?……2018年に「世界で最も評判の良い国」ランキングで第一位を獲得したこの国で、今、いったい何が起きているのだろうか。そこには「国家ブランド」に対する攻撃という、移民の大量流入に匹敵するか、それよりも恐ろしいリスクが垣間見える。 「スウェーデンは自殺者が多い」という話を聞いたことがあるだろうか。実は、これはさるアメリカ大統領が流した根拠のないデマに端を発している。つまり、スウェーデンの国家ブランドに対する攻撃は、今にはじまったことではないということだ。 とはいえ、今日では、インターネット上にある無数のニュースサイトや、フェイスブックなどのソーシャルネットワークを通じて、かつてとは比較にならないほどの規模と速さで情報が拡散し、それが「真実」か「デマ」かを問わず、人々の間に広まっていく。有名人の不用意な発言も、無責任なジャーナリストの記事も、他人への悪意に満ちた中傷も。そして、それをうまくすくい上げた政治家(ポピュリスト)たちが、権力を盾に世界中を跋扈している。 本書は、このような「ポスト真実の時代」において、国家ブランドがいかに簡単に危機にさらされてしまうかを、スウェーデンを事例として描いたものである。もちろん、これはスウェーデンにかぎったことではない。スウェーデンの経験は、私たちや私たちの国を世界がどのように見ているかを考えるうえでも、大いに参考になる。 あなたにとって、スウェーデンは「良い国」だろうか、それとも「悪い国」だろうか。あなたがその根拠としていることに、果たして、どれだけの真実が含まれているだろうか。その答えを、本書の中に見出していただきたい。(すずき・けんじ 明治大学国際日本学部教授) 内容(「BOOK」データベースより) 「真実」も「嘘」も瞬時に千里を走るネット時代、280字の「つぶやき」を武器とする戦争がはじまった!?刺激に満ちた政治・社会・文化エッセイ。 商品の説明をすべて表示する
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スウェーデンのステレオタイプな良いイメージのみで出来上がった頭から真実のスウェーデンを興味本位で知りたいと思い、購読しました。実際に読んでみると、この本は移民が多いことや犯罪発生率などをあげて負の面も紹介しているが、それよりも、スウェーデンが国家戦略として、ブランディングに力を入れて取り組んでいるのが勉強になる本でした。特に著者はネットニュースにて情報を発信している立場であるリアリティのある内容になっていたと思います。読後、スウェーデンの表裏を知ることができたが、ここはあえて、良い面だけを見ようかな。
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